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企業の社会的責任
グリーンウォッシング、環境にやさしいふりをすること
消費者の目は地球環境に向けられてきた
そこで、企業はこぞって環境に優しいことを謳う
だが大げさに宣伝すれば、幻滅も大きい
こうした宣伝に対して環境NGOなどの監視が始まっている
介護、医療、医薬品分野のCMも同じで
製薬会社のCMを見ると「なに言ってやがる」と思う
お年寄りに優しいイメージのコムスンの実態は知らなかったが
僕ら薬剤師は、薬の業界で企業が何をしてきたかを知っている
健康のために良いとされている食品と環境だって合わせて考えないと
例えば、ハワイやフィジーの水が健康に良いかも知れないが
それを遠く日本まで運んで飲むことで発生するCO2の環境負荷は
どうなんだ
企業のCMを見るとき
過去にとんでもない反社会的な行為を行ってきた企業が
現在は本当に更正して「社会的企業」になっているのか
環境や社会への配慮がポーズに過ぎず
裏腹な実態を隠蔽するためのものではないか
今後、消費者に向けた医療用医薬品の広告宣伝がさらに
進むだろうが、薬剤師は専門家として、
また業界の実態を知る者として監視してゆく役割もあるのではないか
日ノ出町駅 まちかどの薬局 日の出薬局 高橋洋一
新型インフルエンザと薬
抗インフルエンザ薬(タミフル・リレンザ)は治療の助けになります。
薬局で購入するには処方せんが必要です。
ほとんどの方は、これらの抗インフルエンザ薬は必要ありません。
しかし、重症の場合やリスクの大きい合併症がある場合には、
これらの抗インフルエンザ薬に有用性があります。
服用する必要があるかどうか、薬剤師に相談してください。
インフルエンザウイルス以外の感染症がある場合には、
抗生物質を服用する必要があるかもしれません。
インフルエンザが回復しても、他の感染症が悪化することがあります。
心配がある場合には薬剤師に相談して下さい。
アスピリン(解熱剤の一種)を子供に与えてはいけません。
ライ症候群という、まれにではあるが深刻な病気の原因になります。
感冒薬や解熱剤を服用する前に、容器のラベルを見てアスピリンを含むかどうか
確認してください。
お子さんの発熱には、アセトアミノフェンやイブプロフェンを使うことができます。
4歳以下のお子さんには、薬剤師と相談なく風邪薬を与えてはいけません。
2歳未満のお子さんには、加湿器や吸引で対処します。
市販の感冒薬は、咳や痰などの症状を緩和するために使用できます。
複数の薬を使う時にはラベルをよく読み、成分の重複がないことを確かめてください。
日ノ出町駅 まちかどの薬局 日の出薬局 高橋洋一
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