Tポイント/薬局バブル

Tポイント

近頃はどこで買い物をしても勧められますが私はTポイントを利用しません。これが個人情報を集めるマーケティングだと考えるからです。
ドラッグストアなどで盛んになっていますが、医薬品の購入は個人情報でこれを漏洩することは薬剤師の「守秘義務」に違反します。企業ではこの点をお客様に説明しているのでしょうか。

T会員規約
http://www.ccc.co.jp/member/agreement/index.html#agreement04
http://www.ccc.co.jp/fileupload/pdf/member/20111001_Tmember.pdf#page=5

第4条 (個人情報について)
1.個人情報のお取扱い
当社は、本条第2項記載の会員の個人情報を必要な保護措置を講じた上で取得し、本条第3項記載の各利用目的のために利用させていただきます。また、本条第4項記載の共同利用者と本条第3項記載の各利用目的のために本条第2項記載の個人情報項目を共同して利用させていただきます。(以下略)

2.当社が取得する会員の個人情報の項目
(1) 「お客様登録申込書」の記載事項及びT ログインID お申し込み時の登録事項(変更のお申し出の内容を含みます)氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、電子メールアドレス等
(2) ポイントプログラム参加企業における利用の履歴
(8) サービスご利用内容

3.利用目的
(3)会員のライフスタイル分析のため
(4)会員に対して、電子メールを含む各種通知手段によって、会員のライフスタイル分析をもとに、または当社が適切と判断した企業のさまざまな商品情報やサービス情報その他の営業案内または情報提供のため

4.共同利用者の範囲及び管理責任者
・当社の連結対象会社及び持分法適用会社
・ポイントプログラム参加企業(TSUTAYA 加盟店を含みます)
本条第3項の利用目的のための共同利用に関し、個人データの管理について責任を有する事業者は当社とします。

5.会員がポイントサービスの利用のためにポイントプログラム参加企業においてTログインIDを入力又はT カードを提示した場合、当社とポイントプログラム参加企業との間において当該会員の個人情報が相互に提供されることについて、当該会員は同意したとみなされることとさせていただきます。かかる個人情報の提供にご同意いただけない場合には、ポイントプログラム参加企業におけるポイントサービス(ポイントの付与及び使用を含みます)をご利用いただくことはできません。

以上、これで良いのだろうか?

薬局バブル

僕は若いころに深夜の六本木で1万円札をひらひらさせてタクシーを拾ったことがある。バブル経済の狂乱の時代に僕も少しばかりの株やモーゲージ証券を買った。やがて不動産価格が急落すると、大手銀行、証券が行き詰り、日本のバブル経済は終わった。

『インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実』(原題: Inside Job)は、2010年のドキュメンタリー映画である。第83回アカデミー賞では長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した。
Inside Job

日曜日にレンタル店でDVDを借りた。これはすごい。
家族と食事をしながらでは集中できないので、昨日も、今朝も一部を一人で観た。リーマンショックを始めとし今日に至る世界不況、金融危機の実態を専門家と政治家へのインタビューで解明していく。偶然や成り行きでバブルになったわけではなく、大儲けをたくらんで仕掛けた人たちがいて、かれらはまんまと責任追求を逃れ、巨額の富を個人の手にした。自らの企業、国家、国民だけでなく世界中に失業と貧困を撒き散らして。

さて、日本ではバブル経済が終わってから「分業バブル」となった。薬局企業でバブルを仕掛けた人たちは、年俸数億円という報酬を得ているから、アメリカで大儲けした人たちにひけをとらないくらい儲けたはずだ。分業バブルとは、「薬局」という商品を転がして売る仕事。薬局自体の儲けが大きいといっても知れたもの。土地ころがしとかわらない、土地に建物とテナントがついてくるように、薬局に従業員がついてくる。

『医薬分業の歴史』(薬事日報社)
医薬分業の歴史
は、日本薬剤師会関係者の思い出と、彼らが描くあるべき姿を綴っているが、残念なことに「分業バブル」がどのように成立したのかまでは書かれていない。
それをやらないと医薬分業の総括にはならず、日本薬剤師会は真の職能団体として新たなステージに進むこともできない。アカデミー賞監督と日報編集者との違いか

日ノ出町の駅前 日の出薬局 薬剤師 高橋洋一

関連記事

  1. イソジンうがい/編集者

  2. 危険ドラッグ/専門学校化する薬大批判は間違っているか

  3. NOGEYAMA 2021 5月号記事再掲載

  4. ジェネラリストと専門薬剤師/インフルエンザ警報

  5. 地域医療管理学/インターネット販売

  6. その薬局は、薬剤師は信用できるか?/調剤報酬が誰の懐に入るか…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP