緊急事態宣言/科学者の常識

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緊急事態宣言

4月8日零時をもってCOVID-19感染症の拡大に緊急事態宣言が発出されました。私の薬局は営業を続け医療崩壊を防ぐことをめざします。

政府は外出の自粛を呼びかけていますが、わが国では国民の自由を制限することに憲法上の制約があります。外出を控えることには受診も含まれます。慢性疾患で処方薬を継続している場合には、電話による再診とファクシミリによる処方せんの伝送が認められました。発熱や咳がある場合、患者さんは安易に受診せずまず薬局で相談を受けてください。軽症であれば自宅で療養し、解熱剤や咳止めなどが必要な場合は薬局で薬剤師に助言求めてください。

病医院に患者さんが集中すれば、待合室がクラスター(感染源)になります。他の患者さんだけでなく医師らにも感染します。発熱や咳以外の軽い病気や怪我などについても、安易に病医院を受診せずOTC医薬品や処方せんの要らない医薬品を活用してセルフケア・セルフメディケーションを行いましょう。受診すべきかどうかも含めてまず薬剤師に相談してください。

エタノールの品薄は他の消毒薬で代替が可能です。商品を探して歩き回るのではなく、何を消毒したいのか薬剤師に相談してください。マスクの品薄はまもなく解消します。病院の医師など本当に必要な人に行き渡るよう大量に買い占めることはどうか自重してください。

県内では横浜市大、北里大などの大学病院で研修医らに感染が広がっています。これらの大学が派遣する先の医療機関が機能しなくなります。医療崩壊を防ぐために仲間の病院薬剤師は全力で取り組んでほしいと思います。同時に地域にお住まいの皆さまは近く薬局でかかりつけの薬剤師に相談してください。国民が一丸となってこの国難を乗り越えましょう。 

令和2年4月9日 日の出薬局

科学者の常識

科学者の常識 

ダチョウ抗体スプレー、次亜塩素酸水など、いろいろな商品が宣伝されています。

私は詳しい製品情報、知識を持ちませんが
抗体はどこでどのように作用するかは知っています
塩素はどういう性質かとか、ナトリウム塩の性質を知っています。

エビデンス(科学的根拠)を求めて、逆に似非科学に嵌る人も多いので
常識レベルの判断のほうがかえって重要かもしれません

ネットで常識的な判断を普及しようとしても、ビジネスによる似非科学のPRに敵うわけもありません。
その商品が似非科学であるか、薬局で薬剤師に聞いてください。

日の出薬局薬剤師 高橋洋一

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