10年後の仙台旅行

仙台で開催された日本薬剤師会学術大会から足を伸ばして、

東日本大震災の被災地を巡るツアーに参加しました。

10年前に仙台で行う予定だった大会は震災で延期され、

被災した地元だけでなく全国から支援のために薬剤師が現地入りしました。

私は神奈川県薬剤師会の対策本部にいて派遣する薬剤師の調整をしていましたが、

一年後に役割を終えて青森から仙台までレンタカーで被災地を巡りました。


 語り部  ご家族を亡くされた現地の薬剤師から説明をうけながら10年前を思い出していました。

大川小学校ではやはりお嬢さんを亡くされた中学校の先生のお話しを聞くことができました。


 生徒を護る教員と同様に地域医療に対する薬剤師の覚悟が必要です。

災害遺構や物語はまた、戦後日本の薬害やパンデミックの医療崩壊も同様で、

史料として残し、私たちが語部にならねばと思います。

関連記事

  1. 今年のノーベル医学生理学賞は大村智・北里大特別栄誉教授(当時…

  2. お薬手帳の電子化/製薬会社は教育者か?

  3. ジェネラリストと専門薬剤師/インフルエンザ警報

  4. 電子お薬手帳の真実/平和安全法制について考える

  5. 薬学実務実習第一期終了/行政の会議

  6. 支援物資の仕分け/不足する医薬品

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP