支援物資の仕分け/不足する医薬品

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支援物資の仕分け

支援物資の仕分け

3/19(土)、20(日)の二日間に渡り、横浜港で支援物資の仕分けを行い、本日水産庁水産研究所船舶上陸施設より無事に2隻送り出したところです。
厚生労働省は震災直後より具体的な支援計画を立て支援物資の調達に入った、しかし陸路は震災で寸断され調達した物資を輸送する手段を見つけられない。
3/18(金)午後になってから水産庁の船舶・施設が使えることになり、夕刻に輸送決定、薬剤師会の計画概略が決定し、物資の量などから薬剤師会で100名の募集となりました。 その依頼メールが支部長、会長宛に届いたのが20:07分でした。
こんな短時間で100人の手配は絶対に無理だ! 到底実行可能な計画とは思えなかったのですが、その14時間後の3/19(土)10:00、なんと横浜薬科大学の学生70数名を主とする薬学生が 100名以上、薬剤師会から50名程度、大学教員などを含めて計200名程の人が集まり作業を行いました。

不足する医薬品

製薬工場が被害を受け、被災地でなくとも医薬品の不足がおきてきた。とは言え、開発途上国のように多くの人が亡くなるような状況ではな。この豊かな国には、過剰とも思えるほど、多彩な医薬品がある。ふだん使っている薬がなければ、同じような薬でいくらでも代替できる。
このところ、毎日のように品薄の情報が入る。すると普段にも増して、その薬の処方がでる。たいていは情報を掴んだ医療関係者が自分や身内の分を確保する行動だ。不足する医薬品がわかれば、可能な限りその薬を使わないのが、医療者の倫理というものではないか。

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